1.製作手順
1)バイトに合わせ、咬合器にマンティングする。
2)リリーフとブロックアウト、及び分離材を塗布後、アダムスクラスプと唇側線のワイヤーベンディングを行う。
3)上下のバイトブロックが70℃の角度で咬合するようパラフィンワックス等を用いてガイドを製作する。必要に応じスクリューを立てる。
4)まず上顎を、ふりかけ法を用いてレジン築盛を行う。レジンが硬化する前にインスツルメント等を用いてレジンを外形に合わせ
てカットしておくと、形態修正に掛ける時間を短縮出来る。
5)上顎の形態修正、床の分割(スクリューを用いた場合)、研磨を行う。
6)上顎の斜面を参考に、下顎に製作するバイトブロック場所や角度をパラフィンワックス等を用いてガイドを製作し、必要に応じスクリューを立てる。
7)ふりかけ法を用いて下顎のレジン築盛を行う。咬合器を用いて咬合させ、上顎のバイトブロックと咬合するように製作する。咬合させる際、ポリエチレンシート等を用いると上顎のレジン床との付着が防げる。
8)形態修正、床の分割(スクリューを用いた場合)、研磨を行う。形態修正時、上下顎が接する斜面部分に空隙を生じないよう、形態修正や研磨をあまり行わない。
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